「武道の聖地」が夜景の新スポット!? 来夏に延期された東京オリンピック(五輪)の柔道と空手の会場となる日本武道館は29日、増改修工事竣工(しゅんこう)式を行い、初のライトアップ機能を導入したことを発表した。

従来はイベントごとにサーチライトで建物を照らしていたが、建物の外面にLED照明を設置したことで夜のライトアップが可能となった。夜になると擬宝珠(ぎぼし)や屋根が金色に輝き、幻想的な光景になるという。照明デザインは、東京タワーやレインボーブリッジなどを手掛けた石井幹子さんが務めた。

日本武道館の臼井日出男理事長は「新生日本武道館が東京のランドマークとして、末永く親しまれることを願っている」と期待を込めた。