東京オリンピックの準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長が29日、ロイター通信の電話取材に応じ、簡素化を検討する大会について「観客は大会の重要な一部。われわれの計画では、それを維持することが大切だ」と述べた。

IOCと大会組織委員会が簡素化対策で200を超える項目の検討を進める中、IOC副会長でもあるコーツ氏は「選手や競技に影響が出ないようにするため、全てが適用されるわけではない」との見通しを明らかにした。大会に先立つIOC総会の華美な開会式式典を行わないことは既に同意されているとして「50万ドル(5500万円)節約できるかもしれない」と付け加えた。