日本オリンピック委員会(JOC)は8日、オンライン形式で理事会を行った。

山下泰裕会長(63)は、冒頭のあいさつで新型コロナウイルス対策に関して18日と28日に国内競技団体(NF)のヒアリングを行うことを明かした。籾井圭子常務理事は「JOCとして必要な支援に向けて意見交換したい」と説明。また、日本レスリング協会が過去に不適切な会計処理があったことを認める中間報告書を8月に出したが、籾井常務理事は「もう少し幅広く(関係者に)話を聞かないと全体像が見えないのではないか」として、報告書の再提出を求めたことを明かした。