橋本聖子五輪相は28日、名古屋市内で開かれたイベントの講演で東京五輪・パラリンピックの課題と展望について「世界がコロナに打ち勝った証しとなる大会にしていかなければいけない」と述べ、改めて新型コロナウイルス感染症対策に力を入れる姿勢を示した。

国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会の合同会議で集約された計52項目の簡素化策に関しては「追加予算をいかに抑えるか。まだまだこれでは足りない部分がある」と説明。全国を巡る聖火リレーを例に挙げ「確実に火はつないで、前後の催し物は自粛していただく。少しずつ経費の削減をしていく」と語った。

会場での質疑応答では、五輪が中止となった場合の聖火の行方について聞かれ「(大会の)中止はありませんので」と答える場面もあった。(共同)