東京パラリンピック開幕まで300日となった28日、国際パラリンピック委員会(IPC)が難民選手団の結成を正式に発表した。最大6選手の構成で、パナソニックやアシックスなどIPC協賛社が支援する。

団長にはキューバから米国に難民として移り、2012年ロンドン大会の競泳女子100メートル平泳ぎで決勝に進出したイレアナ・ロドリゲスさん(35)が就任。今後IPCとともに、基準をクリアした選手の中からメンバーを選定する。

アシックスは公式ウエアなどを供給し、パナソニックは東京オリンピック(五輪)・パラリンピック関連の自社キャンペーンから収益の一部を寄付する。

東京大会の組織委員会は「難民選手団の参加を歓迎する。来年の夏、難民選手を含むパラアスリートが、競技を通じて人間の強さ、くじけぬ力を示し、平和への願いとともに、最高のパフォーマンスを発揮することを期待する」とのコメントを出した。

前回のリオデジャネイロ大会ではシリア出身の競泳選手とイラン出身の陸上選手が初めて難民選手としての特別参加が認められた。東京五輪でも難民選手団が結成される予定で、10選手だったリオ五輪を上回る規模が見込まれている。(共同)