新型コロナウイルスの感染拡大を受け、河野太郎行政改革担当相が日本の閣僚で初めて東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開催中止の可能性に言及したと16日までに海外メディアが報じた。ロイター通信が河野氏の「(無観客の可能性を含めて)五輪に備えて最善を尽くす必要があるが、どちらに転ぶかは分からない」との発言を紹介し、フランス紙フィガロ(電子版)も「日本の閣僚、五輪が開催されない可能性に言及」と伝えた。

河野氏は14日、ロイター通信のインタビューに答えた。スポーツ専門放送局ユーロスポーツ(電子版)は「日本の大臣が『どんなことも起こり得る』と認めた」と報道。15日には米有力紙ニューヨーク・タイムズや米ブルームバーグ通信(ともに電子版)が第2次大戦後で初の中止に追い込まれる可能性があると悲観的な論調で伝え、開催を危ぶむ声が相次いだ。(共同)