国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が、21日から各国・地域オリンピック委員会(NOC)などとオンラインで会談する。新型コロナウイルスが猛威を振るい、昨年より早い段階で東京五輪への不安の声が上がっている中、開催への強い意欲を示すとみられる。

21日にIOC委員、22日にNOC、25日に各国際競技団体(IF)と話し合う。昨春、カナダやオーストラリアの五輪委から出た派遣拒否のような足並みの乱れを防ぎたい思惑がありそうだ。東京五輪・パラリンピック大会関係者によると、組織委も2月上旬にNOCやIF向けに説明会を実施。ガイドラインやプレーブック(判断基準集)を示して意見交換する予定。