国際オリンピック委員会(IOC)は25日、バッハ会長と中国の習近平国家主席が同日に電話会談し、新型コロナウイルスの影響が懸念される東京五輪と2022年北京冬季五輪の開催へ習氏が協力を申し出たと明らかにした。新華社電によると「(両五輪を)安全に、順調に開催するため、IOCや各国と共に努力したい」と表明した。

2月4日で開幕1年前となる北京冬季五輪は、コロナ禍でテスト大会が軒並み中止に追い込まれた。習氏は、国内のウイルス流行をいち早く抑え、経済の回復を実現していると強調。18日に視察した五輪会場の整備状況も順調と紹介し「成功に向け、万全に準備できるだろう」と述べた。

バッハ会長は21日の共同通信インタビューで東京、北京両五輪の開催を断言した。古参のIOC委員、パウンド氏(カナダ)は昨夏、東京が中止となれば北京も開催が困難になるとの見解をロイター通信に示している。(共同)