国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は3日、東京五輪に参加する相当数の各国オリンピック委員会(NOC)がワクチンを接種してから大会に参加する担保を取り付けていることを明かした。オンラインで開催された関係団体トップによる5者会談の冒頭あいさつで語った。

バッハ氏は「日本国民、都民、大会に参加する全ての人に対し、安全を提供する。IOCは皆さまの側に立っている。できればワクチン接種をして東京に来てほしいとNOCに働きかけている。相当数のNOCが東京大会に先立ったワクチン接種を担保している。日本に対して大事なメッセージだと思っている。五輪参加者はワクチン接種をできるだけして、連帯感を日本国民に示したい」と述べた。