日本体操協会は13日、オンラインで臨時常務理事会を開き、新体操個人の東京オリンピック(五輪)代表選考会を6月17~20日に群馬県の高崎アリーナで開催予定の全日本クラブ選手権に合わせ、2日間行うと新たに決めた。

特別強化選手の皆川夏穂、大岩千未来(ともにイオン)喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)の3人が対象となり、計4種目による個人総合を2度実施。合計得点の高い方を採用し、五輪出場枠の数に応じて上位を代表に選ぶ。山崎浩子強化本部長は「選考会はどういう形であってもやらないといけない。少し、チャンスを多めにしたという感じです。一発勝負でもいいですが、どちらかは頑張れという感じです」と説明した。

日本は19年世界選手権で五輪枠を一つ獲得しており、5月下旬までのワールドカップ(W杯)シリーズ全4戦で2枠目を目指している。