東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの新型コロナウイルス感染症対策を話し合う政府、東京都、組織委員会による第7回調整会議が28日、官邸で行われた。

変異株に対応した追加的な対策についても話し合われた。海外選手や大会関係者は出国前96時間以内に2回検査を行い、入国後、選手は原則毎日検査を実施。また、入国前14日間の健康モニタリングの提出も求める。誓約書や活動計画書を事前提出させ、誓約に違反した場合はIDカード剥奪といった措置も検討された。

公共交通機関の利用は原則認められず、ホストタウンや地方会場への移動で、飛行機の利用がやむを得ない場合はチャーター機を利用する案などが話し合われた。

また、濃厚接触者の出場可否について、毎日検査を行い、陰性であることや医師に相談の上、他出場者らの了解が得られれば、出場を認められるといった内容も話し合われた。