丸川珠代五輪相(50)が30日、閣議後の会見で、東京都の小池百合子知事(68)から、都の感染対策の現状について説明があったと明かした。

丸川氏によると、28日に行われた政府、都、組織委員会、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会で行ったオンラインでの5者協議で、知事から説明があったという。前回の閣議後会見で、五輪・パラの医療提供体制をめぐり「東京都の考えがまったく聞こえてこない。非常に懸念している」と、都に苦言を呈していた。

さらに「私どもの事務方と都の事務方の間で、地域医療に負担を掛けない形での東京大会での医療体制の在り方について、早期に調整を行うと聞いています」と話すなど、今後、すみやかに担当者間で話し合いを進めていくとした。