延期されていた東京パラリンピックの視覚障害者によるゴールボール組み合わせ抽選会が10日、都内で行われた。

男子の部で日本代表は、16年リオデジャネイロパラリンピック銅メダルで、18年世界選手権優勝のブラジルと同組のプールAに入った。プールAにはそのほか、アルジェリア、米国、リトアニアが入った。

女子の部で日本代表は、18年世界選手権で2位のトルコ、3位のブラジルと同組のプールDに入った。プールDにはそのほか、エジプト、米国が入った。

組織委の小谷実可子スポーツディレクターは「選手の皆さんが最大限の力が発揮できるよう、しっかりと大会をサポートしていきます。頑張ってください。日本でお待ちしています」とあいさつした。

抽選会は4月に予定されていたが、直前になって女子チームの抽選辞退を理由に延期された。組織委員会によると、アルジェリアが新型コロナウイルス感染拡大などの理由ではなく、チーム編成上の理由で辞退したという。アルジェリアの辞退で、エジプトが繰り上げで参加した。