東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が都内で会見し、来日する海外の大会関係者数について、もともとの予定数より半減させることが望ましいとの考えを示した。国際パラリンピック委員会(IPC)が来日予定だった大会関係者の数を約60%削減すると表明。それを受け「例えば半分まで調整が利くのであれば、より良いのではないか。コロナ対策がしやすくなる」と述べた。

前日13日、組織委の武藤敏郎事務総長が海外関係者について、当初の約18万人から半減し、現時点で約9万人となっていることを明かした。その上で「もっと下がる可能性もある。個人的にはもっと減らすべきだ」と語っていた。選手はこの数字以外に日本選手団も含めて五輪で1万1000人、パラで約4000人となっている。