東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会理事で都議会議員の小山有彦氏が26日、都内で行われた理事会後に記者団の取材に応じ「理事会で再度の延期要請も含めて、あらゆることを想定するべきだと申し上げました」と述べた。

小山氏によると、この日の理事会で延期や中止について話題に出たが、「声高に中止や延期を検討すべきだという声はなかった」。自身は五輪開催に向けて<1>安全安心な大会の実現<2>都民、国民への理解を得る<3>無観客を含めて想定をするとの3点を訴えてきた中で「無観客での開催以上に難しい事態になった時、再度の延期が十分に選択肢としてあり得るのではないか」と持論を述べた。