国際オリンピック委員会(IOC)は9日、開幕まで40日余りに迫った東京五輪の出場枠で全体の76%に当たる約8500人が確定したと明らかにした。20%はテニスやゴルフなど世界ランキングで決まるため、五輪予選で争う出場は残り4%。新型コロナウイルスの影響が懸念されていたが、予選期間が終了する今月29日までに確定する見通しとなった。

IOCは9日の理事会で東京五輪の準備状況について大会組織委員会から報告を受けた。デュビ五輪統括部長は理事会後の記者会見で、海外からの受け入れを断念した観客の上限数判断は「6月の終わりごろになる」とし、コロナ対策の規則集「プレーブック」最終版は来週に公表する予定とした。五輪参加者のワクチン接種率が8割を超える見通しも改めて示した。

IOCは、五輪不参加の表明を受けて他国・地域への再配分が決まった北朝鮮の出場枠が10競技程度となることも明らかにした。(共同)