国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は10日のオンライン記者会見で6月中の来日を見送ると明らかにし、東京オリンピック(五輪)に向けて「7月中旬に訪れる方がいいとの結論に至った」と述べた。7月23日の開幕に向けて「実施段階に入った」と開催方針を改めて強調し、最後は「東京で会いましょう」と締めくくった。

同会長は現状の隔離措置を考慮して「数時間滞在した後に戻って、また2週間後に行くことになるかもしれない。行き来することに意味があるのか大会組織委員会と協議してきた」と指摘した。IOCは五輪開幕前の7月17、18日に理事会を、同20、21日に総会を東京で開催する予定。

会見では五輪開催への自信や国内で根強い反対論への見解を求められたが、詳細の説明はデュビ五輪統括部長に任せるとして回答しなかった。(共同)