丸川珠代五輪相(50)が11日、閣議後の会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックでの新型コロナウイルス感染症対策として、海外からの選手や関係者が登録先以外の場所に出掛けないよう行動管理する件について「最も我々が重視しているのは、人間が現場に行ってきちんと確認すること」と話した。監視要員については「用務先や宿泊先に、それぞれ組織委に人を置いていただく。車についても、ドライバーさんに協力いただき、専用車両にも行動管理していただく」などと説明した。

これまでに、衛星利用測位システム(GPS)等で行動管理すると発表されている。丸川氏はGPSでの行動管理については、陽性と判定された人や濃厚接触者の対応とした上で「他にも使う可能性があり、協議している」と明かした。