国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67=ドイツ)が8日、来日した。

◆東京五輪を巡るIOC幹部らの発言

▼2020年3月24日夜 安倍晋三前首相からの東京五輪1年程度延期の提案に「100%同意する」(バッハ会長)※電話会談で

▼9月24日 「我々は必ず実現できると思う。この大会は歴史的なものになる。必ず成功する」(バッハ会長)※IOC調整委員会で

▼11月17日 東京・国立競技場のスタンドを見渡し「満員のお客さんが入ることを誰もが望んでいる」(バッハ会長)※初視察で

▼21年1月1日 「(大会は)トンネルの終わりの光となる」(バッハ会長)※新年のメッセージを公式サイトで

▼3月10日 東京五輪の観客数上限について「極力遅く決断すべきだ。5、6月の動向も考慮するために門戸を開いておく必要がある」(バッハ会長)※IOC総会後の会見で

▼4月21日 「(緊急事態宣言は)ゴールデンウイークと関係しているもので、東京五輪とは関係ない」(バッハ会長)※IOC理事会後の会見で

▼5月21日 東京都に緊急事態宣言が発令された場合でも開催するかと尋ねられ「(現在も宣言中だが)テスト大会が無事に行われている。質問に対する答えは、イエスです」(ジョン・コーツ調整委員長)※IOC調整委員会後の会見で

▼5月22日 五輪開催実現のために「我々は犠牲を払わなければならない」(バッハ会長)※国際ホッケー連盟のオンライン総会で

▼5月下旬 「アルマゲドンでも起きない限り大会は開催される」(ディック・パウンド委員)※英紙インタビューで