丸川珠代五輪相(50)が20日、閣議後の会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会関係者の宿泊施設で、15分以内なら宿泊先から外出できるといった内容の張り紙が誤解を招くとして、組織委員会に全面的な見直しを申し入れたと明かした。

入国後14日間が経過していなくても、少しなら外出自由といった誤解を招く恐れがある。野党からも「バブル方式が機能していないのでは」と指摘されていた。丸川氏は「原則は帯同なしの外出は認めない。地域によっては必要なものを入手するため、配達での入手、ネットでの購入を認めている」と説明。さらに「現在のボード等などの記載では、誤解を生じる恐れがある。是正されるかどうか、すみやかに確認していきたい。きめ細やかな対応を組織委にお願いしたい」と話した。