東京オリンピック開閉会式でエグゼクティブプロデューサーを務める日置貴之氏が24日、開会式終了後に会見を行い、直前に作曲家や演出家が辞任や解任する異常事態を「重く受け止めています。大変お騒がせしてしまったことを申し訳なく思う」と謝罪した。

音楽制作メンバーだった小山田圭吾氏は過去の障がい者いじめ告白で国内外から批判が集まり、19日に辞任。オープニング部分を差し替える緊急事態も発生した。日置氏は「月曜(19日から)から、もう1度チームで一丸となり、非常に迅速に意思疎通できた。すごく短い時間で、素晴らしい曲に変えられて良かったと思う」とホッとした表情を見せた。