東京オリンピック(五輪)に出場したオーストラリアのサッカーと7人制ラグビーの男子代表選手らが、帰国時に搭乗した日航機内で酔っぱらい、乗務員による着席やマスク着用の指示を拒否、嘔吐(おうと)でトイレを汚すなどの騒動を起こし、日航が書面で苦情を訴えたと複数のオーストラリアメディアが3日報じた。

4日付の大衆紙デーリー・テレグラフは1面トップで「機中の愚かなパーティーボーイたち」との見出しで批判的に伝えた。

記事によると、複数の選手が吐いたため、トイレが汚れて使えなくなった。また保管してあった酒類を選手らが勝手に持ち出し、乗務員がやめるよう頼んでも応じなかったという。

日航は共同通信の取材に、オーストラリア・オリンピック委員会に書面で苦情を申し立てたと認め「国の代表選手として移動しているので、自覚した上で代表らしい行動を取っていただきたい」とコメントした。書面による苦情は異例だという。この便は7月29日に羽田空港を出発し、30日にシドニーに到着した。

日航の苦情を受け、オーストラリアのラグビー協会やサッカー協会は調査を開始した。両協会は同国オリンピック委員会に「適切な措置を取る」と約束したという。

オーストラリアの五輪代表選手を巡っては、帰国に先立ち選手村で開いたパーティーで室内を破損させたり、汚したりしたとも同国メディアが報じている。(共同)