東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は7日、プレーブック(大会中の新型コロナウイルス対策ルール集)違反があったとして、新たに2人のアクレディテーションカード(大会参加資格証)を剥奪したと明らかにした。

認められていない選手のウオーミングアップエリアに入る行為があったことが理由という。国・地域名など詳細は公表していない。剥奪者は前日6日までに累計8人となった。ほかの6人は、開幕前に麻薬取締法違反などで逮捕された米英の電気技師4人と、無断外出で東京タワー観光をしていたジョージアの柔道男子66キロ級と73キロ級の銀メダリスト2人。

ベラルーシの陸上選手が亡命した問題で同国のコーチ2人の資格証が剥奪された件は、国際オリンピック委員会(IOC)による処分のため含まれていない。

このほかの処分件数は参加資格証の一時効力停止が8人、厳重注意が16人。