東京パラリンピックの開幕を迎える24日、東京・新宿の新宿御苑では、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行を見ようと、多くの人が訪れた。

園内にはレジャーシートを引き、ブルーインパルスの飛行を待つ家族連れやカップルの姿が見られた。午後2時ごろ、ブルーインパルスが新宿御苑上空を飛ぶと、至る所で拍手が起きた。50代の女性は「オリンピックの時よりもよく見えました。満足度100%です」と笑顔を見せた。

東京五輪開幕時の展示飛行の際には、園内の1時間の入場者数が2000人に制限され、一時入場規制が設けられていた。ゲート前には入ることができなかった来園者で密集していたが、今回は入場者数を5000人に引き上げ。大勢の人が集まったが、五輪ほどではなく入場規制もかからなかった。