天皇陛下は、東京五輪に続いて、パラリンピックでも大会名誉総裁として開会式に出席された。選手入場の際は拍手で迎え、「私はここに東京2020パラリンピック競技大会の開会を宣言します」と開会宣言も行った。両大会の名誉総裁を天皇が担うのは初めて。

日本開催の大会はこれまで五輪は天皇、パラリンピックは皇太子が名誉総裁に就任してきた。統一することで、パラリンピックを五輪と同列に位置付ける狙いがある。