16年リオデジャネイロ大会銅メダルで世界ランク3位の日本が、3連覇を狙っていた同1位のオーストラリアを下し、2大会連続の銅メダルを獲得した。
日本は前半の第1ピリオド(P)から得意の「好守速攻」を展開。反則により数的不利な場面でも、スピードを生かした攻撃でエースの池崎大輔(43)らがトライ。第2Pも攻撃的な攻防で気持ちの入ったプレーを連発。前半を30-25で折り返した。後半はさらにアクセル全開。それぞれが役割を遂行し、相手のミスを誘発して点差を広げた。第4Pも主導権を握り、8点差で完勝した。
日本 | 60 | 17-14 13-11 15-11 15-16 | 52 | オーストラリア |
車いすラグビーとは?
◆車いすラグビー 「ウィルチェアラグビー」とも呼ばれる。バレーボール球に似た専用球を投げ、ドリブル、転がすなどして前にボールを運ぶ。車いすの前後4輪のうち2輪がゴールラインを通過するとトライとなる。男女混合競技で、車いすを激突するなど攻守を阻止するタックルが認められている。選手の障害レベルは0・5点から3・5点まで7段階に分けられ、プレーする4人の合計は8・0点以内で編成する。
試合後
監督と抱き合い
第4Q
第3Q
第2Q
第1Q
メンバー
【日本】
1(男)若山英史(クラス1)
2(男)長谷川勇基(クラス0.5)
3(女)倉橋香衣(クラス0.5)
4(男)羽賀理之(クラス1.5)
7(男)池崎大輔(クラス3)
9(男)今井友明(クラス1)
13(男)島川慎一(クラス3)
14(男)中町俊耶(クラス1.5)
21(男)池透暢(クラス3)
22(男)乗松聖矢(クラス2)
23(男)小川仁士(クラス1)
32(男)橋本勝也(クラス3)