パラ水泳のエース木村敬一(30=東京ガス)が、100メートルバタフライ(視覚障害S11)予選を1位で通過した。木村は19年世界選手権でも優勝した本命種目で1分2秒25。「この日のためにやってきた。最高のレースをして、最高の結果を残したい」と金メダルだけを意識して話した。

世界選手権2位のライバル富田宇宙(32=日体大大学院)は、1分3秒32で2位通過。「メダルの色は自分で決められないけれど、期待してくれる人もいるので、一番喜んでもらえる一番いい色のメダルで終われたら」と話した。