真っ昼間に、NHKで連日解説を務めたプロスケートボーダー瀬尻稜(24)のコメントが、後輩たちに負けじと「鬼ヤバい」(=めちゃくちゃすごい)。スケートボードの認知度向上と魅力発信に、大きな役割を果たしている。

25日の男子ストリート、26日の女子ストリートを担当。スケボー界では当然の言い回しのようだが、これまで、あまりなじみがなかっただけに新鮮。みな一様にかしこまる生中継の解説でもひるまず、ゆるーく、時に「ゴン攻め」(=思い切ってトライ)。かつ、選手思いの温かい言葉で、的確に視聴者を導いている。

今後のため、瀬尻語録と、選手のトリック(技)のデキの相関関係に迫ってみた。(★は得点や難易度を示す)

★★★★★=「ヤバくて半端ないっす」

★★★★=「や~べえ」

★★★=「ヤバいっす」

★★=「スゴいっす」

相棒の実況、フジテレビ倉田大誠アナウンサー(39)とのコンビも完璧で、もはやパーク外の主役に。その瀬尻は、10代のころから国内外で活躍してきたレジェンド。西矢金メダルの瞬間の感想も「おめでとうっすね、本当に」だった。最高かよ-。