ホーム 東京オリンピック2020 スケートボード ニュース RSS 西矢椛の金メダル13歳10カ月26日は史上3位の年少記録 [2021年7月27日10時45分 ] 夏季五輪の日本人年少金メダリスト <東京オリンピック(五輪):スケートボード>◇ストリート女子◇26日◇東京・有明アーバンスポーツパーク 大阪・松原中の2年生が、大偉業を成し遂げた。ストリート女子の西矢椛(もみじ、13=ムラサキスポーツ)が予選上位8人による決勝で15・26点(40点満点)で金メダルを獲得した。13歳10カ月26日でのメダル獲得は、1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した岩崎恭子(14歳6日)を抜き、日本史上最年少記録を更新した。西矢の13歳10カ月26日は、1992年バルセロナ大会競泳女子200メートル平泳ぎの岩崎恭子の14歳6日を抜いて日本人最年少。国際オリンピック委員会(IOC)によると近代五輪史上最年少記録には62日及ばず3番目の記録。最年少は1936年ベルリン五輪飛び込み女子のゲストリング(米国)で13歳268日。2位に入ったレアウ(ブラジル)が優勝していれば五輪史上最年少だった。3位で16歳の中山を含め、表彰台に立った3人の平均年齢は五輪史上最も低かった。<西矢椛(にしや・もみじ)アラカルト>◆生まれ 2007年(平19)8月30日生まれ、大阪府松原市出身。◆サイズ 155センチ、40キロ。◆命名 椛(もみじ)という名は、「木に花が咲くように強く生きてほしい」との両親の願いから。愛称は「もみちゃん」。◆競技を始めたきっかけ スノーボードをしていた2歳年上の兄、颯(はやて)さんが夏にスケートボードに取り組むようになったのがきっかけ。父翔さんに連れられ、5歳の頃から一緒に滑るようになった。所属はムラサキスポーツ。◆特徴 日本代表の早川コーチは「スケートボードに乗れている」と、その才能を表現し、「バランス感覚がすごくて、きれいで無駄がない。そういうところが魅力的な滑りにつながっている」と説明する。◆実績 小学校6年だった19年に、世界最高峰の大会、Xゲーム準優勝。21年世界選手権準優勝。◆セレ女 サッカーが好き。C大阪のファン。「小学校の時はよくスタジアムにも行っていた」。◆息抜き ニンテンドースイッチ。好きなゲームは「マリオカート」など。◆五輪の記憶 「ニュースで見たくらいで、(12年ロンドン、16年リオデジャネイロも)誰がメダルを取ったか分からないです」。◆お笑い 千鳥が好き。