パーク女子で四十住(よそずみ)さくら(19=ベンヌ)が金メダルを獲得し、オリンピック(五輪)初代女王となった。大技「540(ファイブフォーティー)」を2度成功、60・09点をたたき出した。夏季五輪日本人最年少出場の12歳、開心那(ひらき・ここな)が銀メダル。日本勢の夏季五輪ワンツーフィニッシュは76年モントリオール五輪体操男子種目別鉄棒の塚原光男、監物永三以来45年ぶり、女子で初の快挙。日本女子の金メダルは11個となり、04年アテネ五輪の9個を抜いて史上最多となった。

インターネットサイト「名字由来net」によると、四十住は全国に約180人とかなり珍しい名字。四十住は和歌山県生まれだが、富山県に約110人と多く、そのうち同県氷見市に約80人いるとみられる。「よそずみ」以外に、「あいずみ」と読む場合もある。一方、開は全国に約2700人。「開」は開拓地や開墾地が語源。開は北海道生まれだが、富山県や熊本県に多数みられる。「ひらき」のほか、「はり」「はる」「ひらく」「かい」と読む場合もある。