予選3組に登場したオーストラリアのキーラン・ウリー(17)が、1回目の試技でカメラマンと接触するハプニングが起きた。真剣勝負の中の予期せぬトラブルにも動じず、笑顔で“神対応”。1回目から82・69点の高得点をマークし、予選3組を終え全体2位に入った。

スピードに乗ったライディングを披露するウーリーは、コース全体を使って安定した高いエアを披露。終盤にかけて板の後方を障害物に滑らせて進んでいる際、勢い余ってコース外に出た。その際に近くで撮影していた男性カメラマンに衝突した。

滑走を止めて、ウーリーは尻もちをついたカメラマンに声を掛け心配するそぶりを見せ、無事が分かると手を差し伸べてグータッチ。スケートボードならではの朗らかな姿にSNS上では「ウーリー君がカッコ良すぎる」「対応がイケメン」など高評価が相次いだ。

カメラマンも決して商売道具を離さなかった。グータッチを間近で撮り続ける姿に、SNS上でも「決して撮り逃さなかったカメラマンもナイスメイク(成功)」など賛辞があった。