オランダの名門PSVに在籍するサッカーオリンピック(五輪)代表のMF堂安律(21)が、東京五輪が延期になったことについて「新しい目標に向かって調整する」と決意表明した。

日本時間24日深夜に自身のインスタグラムを更新。動画を公開し、五輪への思いを明かした。

以下、堂安のコメント全文。

「オリンピックの延期が決定したということで、先ほど僕もニュースで知って、1つは、やっぱり五輪のために準備をしてきたというのがありましたし、そのためにトレーニングは積んできたので、少なからず驚きはありました。

それと同時に、ヨーロッパで暮らしていて、おそらく欧州の方が最近は深刻な状況になっている中で、僕はここ2週間、自宅で待機している状況で、五輪がどうなるか分からないまま待機しているのはすごく辛かった。こうして早く決断してくれたこと、そして1年後、また自分の中で新しい目標を立てられたことは僕はポジティブに捉えています。

もちろんいろんな人の気持ちはあると思いますが、日本だけでなく、世界が1つになってこの危機を乗り越えて、そして僕たちアスリートは1年後、目標に向かってしっかり調整をして、みなさんに感動を与えられるように頑張りたいと思います」。

現在、オランダリーグは中断しており、堂安は自宅待機を余儀なくされているという。