東京オリンピック(五輪)日本代表を率いる森保一監督(52)が18日にオンラインで取材対応し、原則24歳以下で争われる五輪で3人まで認められる25歳以上のオーバーエージ(OA)選手について「絞り込みは既に終わっている。早い段階から調整してもらっており、順調にきている」と述べた。6月のU-24日本代表の活動に合流させる意向だ。

上限の3人を呼ぶことになる。指揮官は具体名は挙げなかったが、すでに当確とされていたFW大迫勇也(30=ブレーメン)とDF吉田麻也(32=サンプドリア)に加え、残る1枠はMF遠藤航(28=シュツットガルト)が確実となった。遠藤はMF柴崎岳(28=レガネス)との二者択一の末、選出の運びとなる。

17日には、U-24が6月5日に同ガーナ代表と国際親善試合で対戦することが発表された。東京五輪には出場しないが、アフリカ予選で3位決定戦まで進んだ強豪。本大会では大事な初戦で南アフリカと対戦することもあり、アフリカ勢との実戦は貴重。森保監督は「身体能力が高く、戦術的にもしっかり戦える」と歓迎。ガーナ戦含め2試合を行う6月の活動で、18人のメンバーが決まることになる。