東京オリンピック(五輪)代表FW林大地(24=サガン鳥栖)が20日、オンライン取材に応じ、本大会でも「持ってる男」ぶりを見せつける。

代表には無縁だったが、追加招集された3月の合宿で招集され、アルゼンチン戦でいきなり得点を決めた。東京五輪も18人のメンバーには入れず、バックアップメンバーとなっていたが、登録メンバーが22人に拡大され、メンバー入りをつかんだ。

17日のスペインとの親善試合では1トップで先発。前線の起点となり、相手DFを背負いながらも前を向きシュートを放つなど、持ち味を発揮した。

林は「バックアップという立場から変わって。そこから2試合、自分をアピールできるチャンスを本大会が始まるギリギリまでアピールできるチャンスが自分にはあったなと思っています」と振り返り、南アフリカ戦に向け「一番はチームのために戦って。プラスアルファで個人の結果が出れば。頼りになる仲間がいるのが自分に自信を与えてくれている。評価するのは第三者。できてるね、とかいう評価があるならうれしい」と話す。

「持ってる男」と言われることについては「自分で言うのは変。そういったことを口にしたことはない。それが第三者の方が決めたり判断したらいいこと」と冷静だが、貪欲にゴールを狙う姿勢はぶれない。