なでしこジャパン(FIFAランク10位)は、同英国代表(同6位)に0-1で競り負けた。

この日は初戦のカナダ戦から先発5人を入れ替え、田中が先発、岩渕はベンチスタートとなった。互いに好機をつくりながら、得点できない時間帯が続いたが、後半29分に相手の右クロスからエースFWホワイトに頭で決勝点を決められた。

試合直後、高倉監督は「難しい試合になるのはわかっていた。粘り強く勝ち点を取りに行くということで集中していたが、1つのプレーで仕留められた。向こうのゲームプランになってしまった」と振り返った。 先発布陣の変更については「(初戦)カナダ戦は守備が後ろに引っ張られてしまった。(今回は)前めに人をかけていこうと話をしていた。今日は押し込まれる展開にはなったが、攻撃的なところは自分たちがやりたい形はでてきた。そこは前向きにとらえつつ、次に向かいたい」とした。

第3戦のチリ戦に向けて「勝ち点3をとりにいく、点を取りに行くというところでは、攻撃の厚み、コンビネーション、シュートを打ちきることをチームで確認したい」と意欲を示し、岩渕の状態については「万全ではないけど、プレーはできるので」と答えた