日本が68年メキシコ五輪以来のメダル獲得へ、MF久保建英(20=レアル・マドリード)の“最速弾”で8強進出に王手をかけた。12年ロンドン五輪金のメキシコに2-1で勝利。前半6分に久保が得意の左足で技ありの先制点を決めた。開始6分での得点は日本男子の五輪史上最速弾で初戦から2戦連発。28日フランス戦で引き分け以上なら強豪ひしめく1次リーグA組首位突破、準々決勝進出が決まる。

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▽メキシコ・ロサノ監督 ハードで複雑な試合になると思っていた。最初の10分はチームが不安定で、日本はそこを突いてきた。久保のゴールと我々のミスで2点を奪われた。