サッカー男子日本のDF橋岡大樹(22=シントトロイデン)が、オーバーエージ(OA)に負けないプレーを誓った。

28日のフランス戦の右SBでの途中出場が、東京五輪では初出場。事前合宿時から繰り返してきた右クロスで決定機を作るなどキレのあるプレーを見せた。29日の練習後に取材対応し「やってやるという気持ちが強かった。今まで以上に気を引き締めたい」と言葉に力を込めた。

OAで右SBの主力の酒井は累積警告により、31日のニュージーランド戦は出場できない。橋岡に出場機会が巡る可能性も高い。同ポジションの酒井からはここまで、対人やポジショニングの細部まで多くを教わってきた。持ち味であるクロスや空中戦の強さも合わせて披露するチャンスでもある。「酒井選手からも、常に準備しておいてくれと言われていた」と出番を心待ちにし、試合に飢えている。