サッカー男子日本代表MF堂安律(23=PSV)が30日、オンラインで取材対応した。

チームは明日31日、準々決勝でニュージーランド代表と対戦する。A代表のFIFAランクでは格下となる相手だが、堂安は「A代表ではない。ランクは無視していい。僕たちがフランスに4-0で勝ったように、相手もFIFAランクなんて気にしていないと思う」と油断はまったくない。

今大会は初戦の南アフリカ戦でPKを成功させて得点している。メキシコ戦、フランス戦は得点こそなかったものの、多くの攻撃に絡んでチームに不可欠な存在となっている。「コンビネーションもよくなっている。そろそろ点が入るかなと思います」と、涼しい表情で話す顔つきに頼もしさがある。

ニュージーランドは堅い守備をしき、オーバーエージのFWウッドを標的にしてワンチャンスをものにする戦い方が基本となる。日本が仕掛けるシーンが増えそうだ。「ずっとパスをしていては崩れないのかもしれない。どこかで無理やりこじあけるのも必要。どんな戦い、どんな内容でも勝ちたい」と、必勝を期した。