サッカー女子日本(FIFAランク10位)は同スウェーデン代表(同5位)に1-3で屈し、敗退した。

立ち上がりから相手に攻勢めたてられ、前半7分に相手CKの流れから失点。同23分に田中のゴールでいったんは追いついたが、後半8分には勝ち越し点を許し、同23分にはPK献上から突き放された。

 

試合直後、高倉監督は「今日の試合に関しては、力のあるスウェーデンとの一発勝負。自分たちの武器で戦おうという部分では、いい時間帯もあったと思いますが、スウェーデンが非常にいいチームだったので及びませんでした」と振り返った。

何が足りなかったのか、という質問については「ここで答えを出すのは難しい。やはり負けたという事実があるので、自分たちの武器以上をもたないといけないのかなと思います」と答え、世界のトップに立つためには「女子サッカー自体がすごい進化をしている中で、私たちもフィジカル要素を積み上げていこうと、選手も日々努力してくれた。レベルアップはしているが、それ以上に世界は進化しているので、まだまだ努力しなければならない」と話した。

さらに「選手は世界一のチームを追い掛ける重圧は並大抵ではなかったと思う。なかなか闘志が全面に出るチームではなかったかもしれませんが、選手は心の中にいつも炎は燃えていましたし、今日も自分たちらしいサッカーをしてくれたと思います」と選手をたたえた。