日本、ニュージーランドともに決め手を欠いて0-0で延長戦に突入した。

両軍無得点で迎えた後半、日本は同24分にDF中山、FW上田を同時投入。膠着(こうちゃく)状態を打開しようと試みた。同28分にはMF田中がミドルシュートを放つが、大きくバーの上を越えた。同31分にはDF旗手のヘディングシュートが決まらず、同37分の上田のシュートもGKに阻止された。

強固な守備ブロックを形成するニュージーランドに対し、日本は前半から圧倒的に攻めた。前半10分にMF堂安が左足シュートを放つもDFにカットされた。その直後にはFW林の右クロスにMF遠藤が左足で合わせたが、シュートは浮いてしまい先制点にならなかった。

一方のニュージーランドは前半35分、右クロスに最前線のFWウッドが右足でシュートを放つもバーの上。少ない好機で反撃を試みた。