日本が12年ロンドン大会以来の準決勝進出を決めた。延長戦でも両チーム無得点でPK戦へ突入。日本は1人目FW上田、2人目DF板倉、3人目MF中山、4人目DF吉田全員が成功。ニュージーランドは1人目、4人目が成功も、2人目、3人目が失敗したため敗戦が決まった。GK谷は相手2人目で好セーブを見せ、勝利に貢献した。

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◆日本の五輪でのPK戦◆今回が2度目で初勝利となった。初のPK戦は00年シドニー五輪の準々決勝米国戦。FW柳沢敦、FW高原直泰のゴールでリードしたが、終了間際に同点PKを許し、2-2のまま延長戦に突入。それでも決着がつかずにPK戦へ。米国が5人全員成功したのに対し、日本は4人目のMF中田英寿が外して4-5で敗戦。4強入りを逃した。