日本はメキシコに1-3で敗れ、53年ぶりのメダル獲得はならなかった。

前半13分にPK、同22分と後半13分にはセットプレーから失点。同33分に三笘のゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。

MF田中碧は試合後、「セットプレーはボールが止まった状態から始まるので、チャンスになりますし、そこで決められた分、結果的に大きかったです。あれだけではないが、すごく差があるなと」と振り返った。

さらに「このメンバーで最後の試合ということで、勝って終わりたかったし、メダルを取りたかった。悔しいというひと言と、世界は遠いなと、それが突きつけられた。(準決勝スペイン戦を含む)この2戦で。今まで練習試合とか、海外のチームとやりましたけど、結局練習試合だし。国際試合でこうして突きつけられる。圧倒的な差がある。やるしかないけど、どうにかしてこの差を埋めていかないと。自分たちが思っている以上に彼らは成長している」「スペイン戦もそうですし、どうやって彼らに追いつくか、突き詰めなきゃいけないなと感じる」と話すなど、世界トップとの差を肌で感じたようだった。