MF三笘薫(24)は大会の最後に輝きを放った。

途中出場で3点を追う後半33分、右足のシュートフェイントからドリブルを仕掛けて、左足で一矢報いた。しかしその後のチャンスを決められず、「最後にゴールは決めたけど、それ以外何もできていない。僕自身が同点まで追いつけるチャンスがあったので、そこに悔いがあります」と話した。大会前のケガもあり先発出場はなく、準決勝ではベンチ外の悔しさも味わった。最後の最後に能力は見せつけたが、「惜しい、じゃダメ。足りないところは分かっていたけど、それをより痛感させられた大会でした」と悔しさばかりがこぼれた。