国際オリンピック委員会(IOC)は24日、今月3度目の臨時理事会を開き、2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの延期を承認した。安倍首相とバッハ会長が電話会談し、遅くとも21年夏まで1年程度延期することで一致した。

スポーツクライミング女子で、代表に決まっている東京五輪での現役引退を表明していた30歳の野口啓代(TEAM au)は24日、延期された場合でも五輪が終わるまで現役を続ける考えを明らかにした。「大好きな競技生活が1日でも長く過ごせることをポジティブに捉えている」とのコメントを出した。

第一人者の野口は昨年の世界選手権の複合で銀メダルを獲得し、日本協会の選考基準を満たして五輪代表に決まった。来年5月で32歳となる野口は「1年程度の延期という報道を受け、簡単には整理がつかない」と戸惑いを示したが「大会を盛り上げる1人になれるよう、心身ともに成長する時間にしていく」と前向きな言葉も残した。