昨年のワールドゲームズ(WG)日本代表に選ばれた前田マヒナ、脇田紗良、松田詩野の3人が、3回戦で激突。同組に入る好カードとなったが、1、2回戦で女子選手の中でトップ通過した前田が好調を維持して1位。2位に入った脇田と共に4回戦に進出した。3位となった松田は敗者復活戦に回った。

前田は「すごいたまたまだと思います」と振り返る高い波をつかみ、1本目で7・17点をマーク。最後の6本目で4・13点とし、トータル11・30点。2位の脇田は8・90点、3位の松田は6・94点だった。

ハワイにいた前田が来日したのは10月上旬。2週間の隔離期間を経て、ジャパンオープンに向けて千葉で調整してきた。もともと海外の大きな波に乗るため、食生活の改善や柔術などフィジカルトレーニングをしていた。コンディションを整えて大会に入れたといい「7点の波に乗れてすごいラッキーでうれしいです」。戦いぶりを満足し、4回戦に向けてより安定したパフォーマンスを披露したいと意気込んでいた。

男子は昨年のWG日本代表の大原洋人らが4回戦に進出した。

【平山連】