競泳男子の瀬戸大也(26=ANA)が、高校時代の同級生を新コーチに迎えて、来夏の東京オリンピック(五輪)で金メダルを目指すことになった。27日、埼玉栄高出身の浦瑠一朗(りゅういちろう)氏(25)と新しくコンビを組むことが判明。瀬戸は4月に小5から指導を受けてきた梅原孝之コーチとの師弟関係を解消。関係者は「モチベーションを保つため、1年同じ環境でやるよりも新しいチャレンジをするということです」と話しており、今月中に新コーチを決める方針を示していた。

浦氏は高校卒業後、筑波大をへて一般企業に就職も昨年退職。本格的な指導歴はないが、瀬戸とはお互いをよく知る仲だ。コロナ禍の中で、瀬戸の練習環境が整い次第、本格的に動きだすことになる。瀬戸は19年世界選手権で200メートルと400メートル個人メドレー金メダル=東京五輪内定。新しい気持ちで来夏に向かう。