飛び込み男子のオリンピック(五輪)代表に内定している寺内健(39=ミキハウス)が新型コロナウイルスに感染したことに伴って、濃厚接触者と認定されていた練習仲間の玉井陸斗(13)荒井祭里(19)板橋美波(20)馬淵崇英コーチ(56)らの5人はPCR検査の結果、全員が陰性だった。5日、所属のJSS宝塚が発表した。6日まで自宅で待機し、その後に練習を再開する予定だ。

寺内は、7月24日の練習後に会った知人が同30日に陽性判定を受けたことで、同31日にPCR検査を実施。翌日8月1日にPCR検査で陽性判定が出た。2日には38度を超える発熱があり、味覚異常もあった。

JSS宝塚の5人は、7月24日に大阪市内の大阪プールを貸し切って、寺内とともに練習を行っていた。玉井ら5人は体調に異常はなかったが、濃厚接触者として8月3日にPCR検査を受けて、この日、全員の陰性が確認された。