競泳で3度の五輪を経験する入江陵介(31=イトマン東進)が5日、森喜朗会長の発言について私見を述べた。

東京アクアティクスセンターで開催されたジャパン・オープンの男子100メートル背泳ぎで優勝した後、報道陣から感想を聞かれると、「難しい問題ではありますが」と前置きした上で「世界的な大会、オリンピックを控える中で世界平和であったり、差別をなくすという部分では少し残念に思います」。米国を拠点に活動した時期もあり「僕たちもより一層意識しないといけない部分だと思う。多様性が広がる中で、広い認識をもっていかなければ、時代との差が生まれてくる」とした。