日本水連は30日、五輪世界最終予選を兼ねた飛び込みW杯東京大会(5月1~6日、東京アクアティクスセンター)のために、海外から来日した大会関係者1人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。

当該者はコーチで、28日夜に来日した際、空港検査で陽性となった。現在は検疫所が指定した施設に入っている。ともに来日した選手1人を含む他の関係者は空港検査、29日に大会主催者が行った検査でも陰性が確認されたという。機内でもマスクを着用して、十分な距離が保たれていたために、濃厚接触者として認められていない。

同大会は、4月中旬の予定から延期されたもので、テストイベントも兼ねている。男子高飛び込みで五輪切符を狙う玉井陸斗(14=JSS宝塚)らは、日本勢も出場を予定している。