榎本遥香(24=栃木スポーツ協会)宮本葉月(20=高知DC)組が、開催国枠での東京五輪出場を確実にした。日本勢のトップバッターとして登場。予選で267・90点を出して、出場16組中7番目。上位12組による午後の決勝に進出した。

日本はシンクロ種目について開催国枠が1枠ずつある。日本水連は、今大会の出場ペアについて、競技力が著しく劣らなければ、五輪代表に選出する方針。今大会の結果を受けて、選手選考委員会が総合的な判断を行うが、榎本、宮本組はしっかりと決勝に進出したことで、その条件をクリアできる見通しとなった。

宮本は「ずっとオリンピックに出るのが目標で夢だった。すごくうれしいです」と喜びを口にした。榎本は「緊張の中で自分たちの演技ができたことは成長かなと思う。決勝はベストの演技をして予選を超えたい」と話した。